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卒業っこブログ

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2023.09.19

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サヴァ君ご家族からの幸せ報告

10歳以上のおじいちゃん犬なサヴァ。
最初の1〜2日は緊張していたものの、3日も経つと、我が家にすんなり馴染んでくれました。
普段の動きは歳なりにゆったりですが、私達飼い主の姿を見つけたときと、散歩の気配を感じたときは、まっすぐこちらに向かって、スタスタ早歩きで来てくれます。
とても甘えん坊で、撫でて撫でて、と催促してきますし、撫でるのをやめると鼻先を使って、もっと〜、という要求も。
人が在宅している間は、どこ行くの〜、というかのように、私達について歩いています。

人だけでなく、他の犬達にも寛容です。
我が家の先住犬には、他犬が苦手で、少なくとも一緒には居られても仲良くはできない小型犬がいるのですが、
その小型犬がまさかの、サヴァのことを敬うような態度を見せています。
私達飼い主の勝手で多頭飼育をしているものですから、仲良くなってくれなくて当然と思っていたので、この先住犬の変化にはびっくりしました。サヴァの、シニア犬の不思議な包容力を感じます。

他にも、トイレはペットシーツで出来ますし、人や犬を噛んだり怒ったりすることもほぼありません。こんなに完璧な犬がいていいの?と感じるほどです。
 
私の一目惚れで、是非我が家に迎えたいと思ったこの子ですが、動物愛護センターでしばらく譲渡の縁に恵まれなかったところを、アニプロさんが引き出されたと聞きました。
かかりつけ医も、こんなに良い子がなぜすぐ貰われないのか?と言います。
確かに、年齢を重ねた子を迎え入れるとなると、動物病院代やお世話の労力、残された一緒に過ごせる時間を心配される方も多いのでしょう。
でも「その時」は子犬でも成犬でも、私達人間でも、遅かれ早かれいつかは訪れますし、若くしての大病やお別れも十分あり得ることです。私は年齢に関係なく、この子と暮らしたいと思いました。
そしてサヴァはたった数日で、我が家で暮らすことを受け入れてくれました。長い年月を、別の環境で過ごしてきたはずなのに。これこそ、達観したシニア犬の素晴らしさと言うほかありません。

私達はこの子に、お世話を通して、私達を受け入れ信じてくれたことへの恩返しをしていくつもりです。
アニプロ樣、サヴァとの素敵なご縁を、どうもありがとうございます。