アニプロの皆さま
ご無沙汰しております。今年は一段と暑い日々、その後いかがお過ごしでしょうか。
たった2匹のウサギから発生した約200匹のウサギ多頭飼育崩壊から、早いもので1年が経つようです。
その節はアニプロさまが率先して神奈川県の行政を含む関係者に働きかけ、いち早くこの問題に対処くださったと聞きました。
どれほどのウサギが救われたか分かりません。
ウサギ好きとして、改めて心から御礼を申し上げます。
わたしは約10年前に最愛のウサギを亡くしてからどんなペットも飼う気はありませんでしたが、アニプロさまの募集ページに並ぶ壮絶な数のウサギを見て居ても立っても居られず、すぐにお問い合わせさせていただきました。
65番目に保護および譲渡くださったウサギは、我が家でアシモフと名付けて大切に飼育しております。
(アシモフは、アニプロさまの「ア」を拝借した名前です。悲惨な現場から救ってくださったアニプロさまへのご恩を、わたし自身が忘れないためです)
譲渡いただく時、多くのウサギのうち唯一わたしを真っすぐ見つめていたその子は、本当にモフモフで、やんちゃで、賢くて、ニンジンやイチゴが好きな食いしん坊で、今ではわたしの腕の中に顔を埋めるのが大好きな愛らしい命です。
1年経った今でもアニプロさまの飼い主募集欄に、アシモフの「親族」であるウサギが並んでいることに心が痛みます。
我が家はマンションで、規定により1匹以上飼えず、これ以上引き取ることができないのが辛いです。
本当に微力ではありますが、ほんの心ばかり寄付をしておきます。
どうか、アニプロさまの活動に少しでもお役に立ちますように。
ウサギも、犬や猫や他の動物も、ひとつでも多くの命に良いご縁がありますように。
これからも応援しております。
皆さま体調にお気をつけて、健やかにお過ごしください。
2023年盛夏 アシモフの家族より